織田ゆり子

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2020年のごあいさつ

Happy New Year 2020

新春のおよろこびを申し上げます   旧年中は多くの方々がブログにご訪問いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。 皆さまにとってこの1年がより美しく、よりあたたかい年になりますよう、お祈り申し上げております。   2020年 元旦 「赤いやねの家」 管理人 織田ゆり子      

サンリオピューロランドの歌詞作りに励んでいた頃

京王多摩センター駅の列車接近メロディーがサンリオピューロランドのテーマソングなのを人づてに聞きました。youtubeで探すと、1番線から4番線まで「ピューロマーチ」が使われています。懐かしい! なぜ懐かしいかというと、1990年12月7日にピューロランドがオープンするにあたり、パレードやショー、アトラクションで使用する曲に日本語の歌詞をつけたのは私なのです(他にも作詞家はいたと思います)。どうして […]

トンデモない昭和|個性をつぶしたお嬢様学校のブラック校則

今日のTBS「サンデー・ジャポン」で、ブラック校則が取り上げられていた。厳しすぎる校則への賛否両論が渦巻く中、世田谷区の教育委員会は区立中学校の校則を、この秋から各校のホームページで公開する方針を決めたという。 以下は2019年6月15日、東京新聞朝刊からの引用。 東京都世田谷区教育委員会は十四日、区立中学校の校則を今秋から各校のホームページで公開する方針を示した。生まれつき茶色の髪を黒く染めるよ […]

妻妾同居の大邸宅で暮らしたバブル真っ盛りの記念写真

芝生

ティーンエイジの思い出が詰まった七里ガ浜の家には祖父母を残し、父と継母、息子と私の4人は新築の家に引っ越してお正月を迎えた。場所は前の家から歩いて10分ほど、鎌倉高校の裏手にあたる。 時はバブルの絶頂期。会社はそっちのけで、毎日のように株で大儲けしていた父は、セキスイハウスが開発した分譲地を3区画買った。続きの2区画には本宅、道路を挟んだ向かいの1区画は会社の寮という名目でゲストハウスを建て、車4 […]

PTAの女ボスに落書きの濡れ衣を着せられたシングルマザーの息子

平日は東京都目黒にある仕事部屋のマンション、週末は鎌倉市七里ガ浜の実家。トランクに1週間分の生活用品や衣類を入れて移動する自家用車は、私にとっての小さな引越し屋さんだった。目黒通りから環状8号線へ。第三京浜、横浜新道を走って1時間ほどで、フロントガラスの風景は灰色のコンクリートから、青い海が続く湘南海岸へと変わる。エアコンを切って窓を全開にすると、小学生の頃から馴染んだ磯の香りが心まで満たしてくれ […]

チャチャにおまかせ(赤ずきんチャチャ)

チャチャにおまかせ

小学生のころ、テレビ番組でいちばん楽しみにしていたのは「魔法使いサリー」のアニメでした。♪マハリクマハリタ ヤンパラヤンヤンヤン♪という主題歌が流れると一緒に口ずさみ、画用紙にサリーちゃんの顔を真似て描いては、私もアニメを作る人になりたいと憧れたものです。   残念ながらアニメーターの夢は叶いませんでしたが、ちょっとだけ参入できた部分があります。NHKの番組で子どもの歌を書いていた私に、 […]

社内恋愛と同棲を同時進行した男女が壊したルール

半蔵門に自社ビルを持つTOKYO FMが西新宿のKDDIビル31階にあった時代、20代後半だった私は放送作家としてデビューした。初めて持った番組は土曜日の朝放送の「とうきゅうミュージックプラザ」。歌手の森山良子さんと声優の大山尚雄さんが交互にモノローグで語り、途中に音楽が入るラジオドラマである。何年続いたかは覚えてないけれど、同じタイトルのコンサートツアーが年に2回行われ、東急が同時進行でスポンサ […]

サヨナラを決めた彼の部屋から持ち帰ったお泊りセット

目黒の大鳥神社交差点近くに、仕事部屋として1DKのマンションを借りたのは昭和の終わりごろ。息子は鎌倉市七里ガ浜の実家から歩いて行ける小学校に入学し、私が都内に行っているあいだは祖父母が面倒を見てくれた。明けても暮れても台本を書きまくり、テレビ局・ラジオ局での収録、音楽スタジオでのリハーサルに立ち会うのがルーティーン。構成を担当したコンサートツアーにくっ付いて行き、ミュージシャンたちと地方で美味しい […]

THE GREATEST LOVE ALL(訳詞)

子どもたち

半生を振り返るこのブログを書き始めてから、思い出が詰まった段ボール箱を開ける楽しみが増えました。断捨離が面倒だったのか、引っ越しのとき無造作に放り込んだ箱もあり、若かりし頃の写真よりずっと価値があるお宝が見つかるのです。   何より懐かしいのは、作詞家時代の原稿や譜面を詰め込んだ箱。その中にホイットニー・ヒューストンの”THE GRATEST LOVE OF ALL̶ […]

セレブ育ちのオジサマから卒業して実家に引越し

コース料理

「今度、遊びに行っていい? 君の子どもにも会いたいし」 セレブ育ちのプロデューサーが恋人になって、週末はいつも都内ホテルのスウィートルーム。夢心地のデートを繰り返しているうちに、彼が私の住まいを見に来ることになった。父から借りている目黒区碑文谷のマンションで、畳敷きの薄暗い2DKに案内するのは恥ずかしい。それでも丁寧に掃除をして花を生け、息子と一緒にお出迎えをした。   保育園に通ってい […]

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