京王多摩センター駅の列車接近メロディーがサンリオピューロランドのテーマソングなのを人づてに聞きました。youtubeで探すと、1番線から4番線まで「ピューロマーチ」が使われています。懐かしい! なぜ懐かしいかというと、1990年12月7日にピューロランドがオープンするにあたり、パレードやショー、アトラクションで使用する曲に日本語の歌詞をつけたのは私なのです(他にも作詞家はいたと思います)。どうして […]
小学生のころ、テレビ番組でいちばん楽しみにしていたのは「魔法使いサリー」のアニメでした。♪マハリクマハリタ ヤンパラヤンヤンヤン♪という主題歌が流れると一緒に口ずさみ、画用紙にサリーちゃんの顔を真似て描いては、私もアニメを作る人になりたいと憧れたものです。 残念ながらアニメーターの夢は叶いませんでしたが、ちょっとだけ参入できた部分があります。NHKの番組で子どもの歌を書いていた私に、 […]
半生を振り返るこのブログを書き始めてから、思い出が詰まった段ボール箱を開ける楽しみが増えました。断捨離が面倒だったのか、引っ越しのとき無造作に放り込んだ箱もあり、若かりし頃の写真よりずっと価値があるお宝が見つかるのです。 何より懐かしいのは、作詞家時代の原稿や譜面を詰め込んだ箱。その中にホイットニー・ヒューストンの”THE GRATEST LOVE OF ALL̶ […]
引越しのときに捨てて後悔しているのは、昔のレコードだ。プレイヤーも捨てたのだから聴けないのだけれど、中古レコードが高く売買される今、お宝が相当あったはず。取り返しのつかないものほどブルーな気分になる。 それでも記念に取っておいたレコードは数枚ある。いちばん思い出が深いのは、加山雄三さんの1986年リリースのアルバム「はるかな未来へ」だ。1976年に「海その愛」で復活した加山さんがすっ […]
子どもたちが小学生のうちに、ぜひともマスターして欲しいのは、何かの楽器を演奏できるようになること。そして音符が読めるようになることだと思います。よく「ギターのコードなら分かるけど、音符は無理」という方がいらっしゃいますが、きっと音楽の時間に習ったはずだろうに、もったいないです。音符が読み書きできたら、作曲家への道も開けますからね(作詞家になるにも必須条件です)。 私たちが言葉を読み書 […]
マンションで一人暮らしの私は、人恋しくなると散歩に出ます。歩くのは昔ながらの民家が並ぶ狭い路地で、時間帯は夕方。開いた窓から大相撲のナレーションが聞こえてきたり、サンマを焼く匂いが漂ってきたり、それぞれの暮らしを垣間見ることができるからです。 夕方でも特に好きなのは夏の土曜日でしょうか。 日に焼けて部活から帰ってきた子どもたちが「バイバ-イ!」と手を振りながら、それぞれの家に入ってい […]
子どもは動物が大好き。ペットとして身近にいない動物も、ぬいぐるみをおねだりして、兄弟のように一緒に眠ります。 ライナスの毛布(安心毛布)みたいに手放さなかったぬいぐるみを、汚れているからと引越しのときに捨ててしまうと、不安が倍増して大変なことに。大人になってもトラウマになって、ぬいぐるみを見ただけで涙が出てしまう人もいるのです。お気に入りを無理に奪うと執着心が強い性格になる恐れがあるので、収納スペ […]
行った覚えのない駅が時どき夢のなかに出てきます。切符を買おうとして路線図を見上げてるのですが、どう乗り継げば自分の家に帰れるのか、途方に暮れている夢なのです。 時間帯は、帰宅する人たちが改札口から出てくる夕方。駅に続く商店街では「安いよ、安いよ」の声が響き、買い物かごを下げた主婦が今夜のおかずの材料を探しています。 今から初めて乗る電車で遠くに向かう私は、今晩中に家に辿り着けるのかと不安でいっぱい […]
小学生のころ「大きくなったら何になりたい?」と聞かれて、どう答えたか覚えていますか? 私は「歌手」が憧れの職業でした。テレビで歌えることを目指してピアノや声楽を習っていたのですが、どこかで横道にそれて、歌手のための詞を書く人になりました。 第一生命保険では「大人になったらなりたいもの」を毎年アンケ―ト調査しています。2019年3月発表、全国の保育園・幼稚園児・小学1年生から6年生の1,000人を対 […]
NHK「おかあさんといっしょ」のディレクターから、「ボサノバで、子どものラブソングを作りたい」と依頼されて書いた歌詞。1993年6月に「今月の歌」になって、8代目・茂森あゆみお姉さん&速水けんたろうお兄さんが歌いました。誰にも明かしていないけれど、ベースにあるのは浮気性だった父親のDNAを引き継いだ幼稚園児の女の子、つまり私です。いきさつは「こっちとそっち|小学校の入学式で一目惚れがバレた記念写真 […]